ロサ オリエンティス
シュラブのバラが日本で愛好されるようになり20年ほど経ちました。
可愛らしくしなやかに咲く花はバラ愛好家の方だけでなく、ガーデナーの方にも愛され
ましたが、日本の高温多湿の環境では、時として良い花が咲かなかったり、秋に花が
咲かなかったり、長く伸びすぎてしまったり、高温障害を起こしたりと、本来の魅力を
発揮できないケースがあります。そんな中、本当に日本の環境に合ったバラを作出
するには国内で育種するのがベストと考え、高温多湿でも綺麗に咲き、四季咲き
となり、コンパクトに枝を伸ばし、シュラブでもできるだけ直立性となりそうな品種を
開発しました。また愛好家の方々の嗜好に合うよう、花弁の表情を工夫しています。
その国に本当に合ったバラはその国で育まれると考えます。
Rosa Orientis( ラテン語で
東洋のバラ)は日本のバラの新たな挑戦です。